行政と業界の「あいだ」で、制度を考える。
新しい事業やサービスは、しばしば既存のルールと噛み合いません。でも、ルールは完全に固定されたものではなく、変えられる可能性がある。むしろ、時代に合わせて変わっていくべきものです。minoliberaは、行政の内側と民間の現場、その両方を経験した立場から、制度をどう設計し直すかを一緒に考えます。
うまくいくと約束はできません。制度を変えるのは時間がかかるし、思い通りにはいきません。それでも、戦略を立て、組む相手を見つけ、進む道を一緒に探すことはできます。
何をするか
minoliberaは、制度設計や政策渉外のお手伝いをします。
例えば、事業者の困りごとを、行政が受け取れる形に翻訳します。何が本当の論点で、どこに落とし所があり得るか。目先の対症療法ではなく、制度全体の整合を見て組み立てます。
あるいは、行政・政治との向き合い方の設計。どこに・誰に・どう持っていけば検討の俎上に乗るか。行政が何で動き何で止まるかを踏まえ、必要なら政治(議会・首長)の側も視野に入れて、進め方を一緒に考えます。
このほか、業界の声をまとめる事務局のお手伝い(要望書・パブリックコメントの素案づくりなど)や、自治体のルール改正に備えるモニタリングも、ご一緒できます。
なぜminoliberaか
「行政・民間」双方での経験と、「実務・研究」双方での蓄積。
行政の側を、内側から知っています。埼玉県庁で介護保険・副知事秘書・企画総務課を経験しました。行政には行政の制約と論理があり、それを無視した提案は、どれだけ正しく見えても動きません。その作法を踏まえた上で、何が現実的な一歩になるかを見立てられます。
そして、部分最適ではなく「筋」で設計します。一つの困りごとだけを解くのではなく、制度全体の整合を踏まえて組み立てます。この設計の感覚は、民間でのコンサルティング経験のなかで培ってきたものです。
大切にしているのは、特定の事業者の利益誘導をしないことです。一部の人だけが得する仕組みをつくるのではなく、社会にとっての必要性という観点から、業界と行政が協力できる方向を見つけます。これは私の姿勢であり、信条です。これまでの「当たり前」を見直し、制度を、関わる全員にとって筋の通ったものにしていきたい。
行政の制約への理解と、筋の通った設計、そして偏らない立ち位置。これがminoliberaの特徴です。
これまで関わってきたこと
1.フリーランスの環境整備
組織を変えていく「よそ者」を増やしたい。そんな思いで「プロシェアリング」の事業拡大に10年ほど取り組んできました。プロシェアリングの担い手は、いわば組織を離れたしがらみのないフリーコンサルタントです。事業拡大に取り組むうちに、フリーコンサルタントより広い概念である「フリーランス」の働き方を当たり前にしていくこと、そして今、社会保障などの制度面で不利な環境に置かれているフリーランスの働き方を支えることが必要だと感じるようになりました。そこで、フリーランスの取引環境整備を規定するフリーランス・事業者間取引適正化等法の制定に関わる提言や、働き方を規定しない社会保険のあり方に向けた研究などを行ってきています。
2.民泊の適切な規制の検討
民泊は、遊休資産の活用やインバウンド需要への供給、防災の観点などで有用な一方、違法事業者や地元住民との軋轢も多く、自治体ごとにルールが分かれて複雑な問題を抱えています。住民の不満・不安を解消しながら、事業者の経済性を過度に失わせることなく、行政として持続可能な制度にすることを目指して、調査や意見出しの支援を行っています。
制度の壁にぶつかる事業者の現実と、それを受け取る行政の論理。その両方を見てきた経験が、minoliberaの土台になっています。
ご相談ください
制度が事業の壁になっている。行政との向き合い方を考えたい。業界として動きたい。まずは状況をお聞かせください。一緒に、道を探すところから始めます。
