見沼田んぼとは
さいたま市と川口市にまたがる、約1260ヘクタールの農地と緑地。
田んぼだけでなく、畑、雑木林、水路が入り混じった、都市のなかの原風景です。
どこからどこまで?
南北に約14km、外周約44kmにわたって細長く伸びる緑のベルト。
大宮駅やさいたま新都心駅から2〜3kmという近さに、
都心から30分圏内とは思えない風景があります。
多様な農の姿
兼業農家が多く、米や野菜のほか、
唐辛子をつくる農家、福祉農園として地域に開かれた畑もあります。
農業というより、暮らしの延長としての農がある場所です。
なぜ残ったのか
高度経済成長期、見沼田んぼにも開発の波が押し寄せました。
しかし、川の下流域の水害を防ぐ遊水地としての役割が認められ、
開発が抑制されてきた経緯があります。
「魚を捕れる場所を残したい」「子どもが自然で遊べる場所がなくなる」。
そんな住民の声も、この風景を守る力になってきました。
今も、農がある
ここに住むと、週末に農家の手伝いができたり、
収穫した野菜を分けてもらえたりすることがあります。
都市に住みながら、土に触れる暮らし。
そういう余白が、見沼田んぼの周辺にはあります。